こんにちはさりーです😀
昨年の6月にUSCPAに試験に合格していましたが、
ついに先日ライセンスの申請が完了し、
晴れて正式に米国公認会計士となりました!
今回は、USCPAのライセンス取得の流れ・かかった時間と費用・ポイントについて
自分なりにまとめてみます😀
多少曖昧な部分もあるかもしれませんので、
より正確な情報は各州のサイトや予備校のガイダンス等を参照していただければと思います。
私はワシントン州で取得しましたので、ワシントン州の流れについてです。
USCPAライセンス取得の流れ(ワシントン州)
①USCPA4科目に合格する
まずは当たり前ですが、USCPAの4科目合格することがライセンス取得の条件です。
USCPAの勉強については他の記事に書いたりしているのでよければ見てください😊
②AICPA倫理試験に合格する
4科目に合格した後も、ライセンス取得には試験があります…
AICPAの倫理試験は、AICPAのサイトより教材を購入して勉強しますが、
オンライン教材では最後のチャプターが試験になっており、
その試験に合格すると合格証明書がダウンロードできます。
この合格証明書がワシントン州のライセンス申請に必須です。
合格までの流れとポイント!
◎教材購入
私は2019年9月に購入しました!
$160=約¥18,000
※AICPAのサイトで割引のクーポンが出ていて、私も少し待って
確か20%OFFくらいで購入しました。
その時によって割引額が違うので値段は異なると思いますが私はこの額で購入しました。
結構高いのでクーポンが出ているときに安く買うのがおすすめです!
◎教材の勉強を進める
オンライン教材と紙教材がありますが、私はオンライン教材を購入しました。
47チャプターを順番に進めていく形式で、
動画を見たり文章を読んだり復習のミニテストが含まれていて、
短いチャプターは一瞬で終わり、長いものでも15分くらいで終わる感じでした。
最後のチャプターが試験受験画面になります。
真面目に受けると結構時間がかかりますが、
テキトーに(あんまりよく読まずに聞き流すなど)すれば、早く終われると思います。
購入からなかなか進めずだらだらしており、最後のチャプター(試験)にたどり着いたのは
年明けの1月くらいだったと思います。
◎試験受験→合格
1度目は不合格(90%未満)だったのですが、
2度目の試験で2020年2月に合格しました!
一回の試験の所要時間1~2h
毎回同じ問題なので、一度落ちた時にエクセルに問題をすべてコピペして、
事前に調べて答えをメモして、2回目の受験に備えました😊
③ワシントン州倫理試験に合格する
ワシントン州の試験が個人的にとても難しくて、時間がかかりました。
こちらも合格証明書がライセンスの申請に必須です。
受験の流れとポイント!
◎試験受験のためのアカウント作成
メール送信すると、1日くらいで作成できました
◎試験に向けて勉強
試験が難しくて事前準備が必要と聞いていたので、ワシントン州のサイトなどで勉強しました。
と言っても受けてみないとわからんな😎と思い、割とすぐ試験を受けました。
◎受験→合格
一回の所要時間2hくらいで、合計4回受けました。
90%以上で合格なのですが、毎回違う問題・どの問題が間違っていたか分からずで、
なかなか合格できず4回目でやっと合格しました!
不合格となるとワシントン州へ再試験の依頼のメールをしなければならなかったので、
1ヶ月ほどかかり大変でした😂
④実務要件を満たす
ワシントン州の実務要件は会計の関連業務やファイナンシャルアドバイザリーなど
認められる業務が幅広いです。
私は前職が経理で3年ほどやっていたのですでに満たしてはいたのですが、
上記の倫理試験をグダグダやっていたので、監査法人に転職して1年たってしまいました。
他の州は監査経験などの縛りがあるところもあるみたいので
ワシントン州は実務要件が緩く、ライセンスを取得したい方にとっては良いかもしれません。
⑤USCPA資格保持者からサインをもらう
試験に合格して必要書類が揃ったら、USCPA資格保持者からサインをもらいます。
サインをもらうまでの流れとポイント!
◎英文経歴書・ワシントン州の申請フォーム(実務経験証明書)の作成
英文経歴書の書き方をググって頑張って作りました!笑
Accountant resumeとかAuditor resumeとかググると出てくるので、
自分の経歴と似たような文章をコピペしてA4一枚にまとめました。
ワシントン州の申請フォーム(実務経験証明書)は、
住所や経験時間などの情報を埋めるだけなのですぐに作れます。
◎サイナーとのインタビュー
私は勤めている法人のUSCPAホルダーの方を紹介してもらってサインしてもらったので、
その方と電話で面談しました。
実務経験証明書に載っているcompetencyの項目に沿って
これまでのどのような経験がCPAになるためのcompetencyを満たしているか
先ほど作成した経歴書と照らし合わせながら確認されました。
インタビューが終わったら、サインゲットです!
オンライン申請
書類(英文経歴書・AICPA倫理試験合格証明書・WA倫理試験証明書・サイン入りの実務経験証明書)
が揃ったら、オンライン申請をするだけです。
申請者とサイナーの情報入力と上記書類のアップロード、申請費用の支払いが済んだらオッケーです😊
$330=約¥36,000かかりました。高い・・・!
2日後にライセンス発行のお知らせが来て、正式にUSCPAと名乗れるようになりました。
その2週間後くらいに郵送で証明書が送られてきました❤︎
科目試験に合格した時も嬉しかったですが、ライセンス発行も嬉しいですね。
早速会社に報告して「米国公認会計士」と書かれた名刺を作成してもらいました!
以上、USCPAライセンス申請レポートでした。
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