USCPA試験合格に予備校以外の教材は必要か?

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USCPAの教材としては予備校にお金を払って教材一式を手に入れるのが一般的ですよね。
合格を目指す方の中には、予備校教材にプラスして他の教材(WileyやBecker等)を追加購入される方もいると思います。

わたしも試験直前や試験不合格だったとき、他の教材に手を出すべきか迷ったので、
今回は予備校以外の教材は必要か?というテーマで記事を書いてみたいと思います。

ちなみに私は某A社で勉強しておりまして、個人的な感想になります。

結論として、私は予備校教材以外は使わずに、全科目合格することができました!
その理由として以下があると思います。

✔️使える教材や講義はフル活用した
✔️予備校の教材を網羅するだけで精一杯だった
✔️予備校教材は合格するためには十分な内容量だった

この3点について詳しく書いていこうと思います。

理由その1、使える教材や講義はフル活用した

まず当たり前ですが、講義とMC問題+TBS問題はやりますよね。

A社の話になってしまいますが、それ以外ではこれらがとても役に立ちました。
・模試 ・AICPAのリリース問題 ・直前対策講義

試験の1ヶ月前くらいから必ず活用していて、どれもわたしの合格には必要不可欠だったと思います。

〜以下活用方法〜

☑️模試やAICPAリリース問題
この2つは、直前の自分の実力を測るだけではなく、自分の弱点に気づくいいきっかけになると思います。
何周もしたMCやTBSで理解していた気になっていた論点も、違う角度から問われると意外と理解できていないことに気づくことも多かったです。そこで気づいた自分の弱点を補強するため、再度教科書を熟読、講義の見直し、MC&TBSの復習をしていました。

☑️直前対策講義
これもとてもためになりました。冊子が別でもらえるので、できる限りライブ講義を聞きにっていました。予定が合わないときは受付の人に冊子だけもらってオンラインでも必ず受講していました。
最近の試験の傾向から本番に近い形式の問題が練習できますし、「ここだけは押さえとけ」という論点の問題なので、模試やAICPA問題と同様、自分に足りない点を気づくいいきっかけになりました。
また普段の講義ではあまりフィーチャーされていなかったちょっとした暗記ポイント(覚えておけば得点源になるもの)の問題もあったと思うので、試験前でなかなか時間が取れない中でも受講して損はないと思います!

理由その2、予備校の教材を網羅するだけで精一杯だった

2つ目の理由として、理由その1で書いた教材をすべてこなすだけで時間的に精一杯でした。

わたしは約2年間USCPAの勉強していたのですが、勉強時間だけでいうと下記くらいでした。

前半1年:週5~10時間程度
後半1年:週15~25時間程度

この勉強時間では、予備校の教材を完璧にするには足りないくらいでした。

〜具体的に行なっていたこと〜

☑️講義1~3周
☑️MC2~3周
☑️TBS2~3周
☑️模試2~3周
☑️AICPAリリース問題1~3周
☑️直前対策講義2周

講義・MC・TBSはまっさらな状態からはじめの1周をした後は、
また始めからやるのではなく、自分の弱点に気づいたところからバラバラに2周3周していました。

それ以外の模試やAICPAや直前対策講義は、わりと試験の直前に受けていたのでその時点ですんなり解けた問題はパスして、できなかった問題のみを潰していくように2・3周目を回しました。

いずれも上から下まで順番にやるのは1周目のみで、以降は知識のジグソーパズルを埋めていくようなイメージで、理解しきれていない論点を繰り返していました。

1.必要な知識の全体像を掴む(講義・MC1回目)
⬇︎
2.埋められるピースを埋める(TBS1回目)
⬇︎
3.足りないピースを見つける(模試・AICPA・直前対策)
⬇︎
4.その穴を埋める(講義・MC・TBS2回目以降)

直前は3と4を行き来するのみです!でもすべてを完璧に理解&暗記するのは難しかったです。

以上のように予備校の教材をこなすだけで時間的に精一杯で、他に手を出す余裕がありませんでした。

理由その3、予備校教材は合格するためには十分な内容量だった

3つ目の理由は、結果として予備校の教材のみで科目合格するには十分な内容量だったということです。

USCPAの試験は浅く広くなのでもしかしたら予備校の教材だけではカバーしきれていない論点もあったのかもしれませんが、A社のテキストの範囲をすべて理解できていたら合格点に到達できるくらい内容は十分なのだと思います。(予備校なんだしそりゃそうか)

予備校以外の教材を使うべき人

基本的に予備校以外の教材は必要ないと思っていますが、以下のような方は考えてみるのがいいかもしれません。

✔️同じ科目に2回以上failしている、かつ
✔️予備校の教材はすべて理解できているつもり

わたしは結局予備校の教材だけで乗り切ったのですが、
実はAUDにもう一度落ちていたら他の教材を使おうと思っていました。

勉強していく中で一番重要なのは、「自分に何が足りていないのか?」に気づくことだと思うのですが、
AUDは完璧に理解できている!と自信満々でfailしたのでそれがなかなかできていなかったのだと思います。
2回目も76点ギリギリ合格だったので、きっと理解した気になっていた論点がたくさんあったのだと思う。

他の教材に手を出す理由は、新しい論点の勉強ではなく、
すでに習った論点のどこが理解できていないのか気づくためですよね。

それが模試やAICPAリリース問題でできれば十分なのですが、それで不十分(もう予備校の教材は完璧だわと思い込んでいる場合)な時には予備校以外の教材が有効なのではないかなーと思います!

まとめ

以上より、はじめからむやみやたらに予備校以外の教材に手を出す必要は絶対にないです。
が、自分に足りない知識が分からない人はそれを見つけるために他の教材を使うことも有効だと思います★

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